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旅立ちました [ひとりごと]

とうとう祖父が亡くなりました。

98歳でした。
数日前から、もう長くないことは
容易にわかりましたし
よくがんばってくれたなぁ
という感じさえしています。


息を引き取ったときには
一緒にはいませんでしたが
1時間前には会っていました。

その日の午前中に会ったときには
多少声が出ていましたが
もう声になるのが難しく
ほとんど聞き取れませんでした。

それでも、最後に
自分を指差してから
両手の人差し指で×をつくり
「俺、もうダメ・・・」と・・・。

「まだまだ大丈夫だよ。
  これから涼しくなって
  もっと過ごしやすくなるよ」
と言ったら、うなずいていましたが
もうそれが精一杯だったみたいです。

そのときには、ものすごく力強く
私の手を握ってくれたのですが
夜には、もう焦点が合わず
苦しそうな呼吸で、言葉も出ず
手を出すことさえできませんでした。


最後に会うこともでき
多少でも会話もできたので
私自身には後悔みたいなものは
ありません。

明治生まれの厳格な人で
私とはうまが合わず
仲もあまりよくなかったのですが
それでも亡くなってしまうと
悲しいものですね。


お通夜・告別式もたくさんの方が
いらっしゃってくださり
にぎやかに送り出すことができました。

う~たんはだいぶはしゃぎまくり
かなり迷惑をかけ・・・
申し訳ないなぁと思うこともありましたが
とうとう実家では母が一人になり
さびしいと言っているので
時々は顔を出そうと思っています。
(きぃちゃんは毎日行っているので
   平日はそんなにさびしくはないと思うのですが
   やはり夜は心細いだろうなぁと思います。)


                                                                  
昨日の記事ではコメントをいただき
ありがとうございました。
お返事を・・・と思っていますが
ばたばたしておりまして
ちょっと遅れそうです。
申し訳ありません。


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