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療育でほっとしたこと [療育]

つらいばかりだった午前中。
午後からは場所を変え、別棟に移動して
個人指導が行われました。

う~たんは外に出たとたん、グラウンドにまっしぐら。
他のお子さんは別棟に移動し、外で遊んでいるのは
私たち親子1組だけでした。
グラウンドでは、に来てらっしゃる男の方が数人で
野球をしていましたが、う~たんはまったく気にしません。
端にあるすべりだいとブランコで遊んでいました。
誰もいなくなったところで安心して泣いてしまいました[もうやだ~(悲しい顔)]

待つこともダメ、移動もダメ、集団行動できないう~たん。
できないわけじゃなくて、慣れていないだけなんだと思っても
自分の子どもだけが取り残されるのは悲しかった。

でも、悲しいことばかりだったわけじゃなくて
嬉しくて、ほっとしたこともあったんです。

う~たんは他のお子さんが持っているものでも
平気で奪い取りに行きます。
かなり力ずくで、何が何でも・・・という感じです。
が、先生いわく
「危険なことがない限り、ここでは静止しなくても大丈夫ですよ[グッド(上向き矢印)]
  皆さん、みんな通ってきた道なので心配しなくても[決定]です[わーい(嬉しい顔)]
とおっしゃってくれたし
う~たんのそんな姿を見ても、誰も偏見の目で見る方はいませんでした。

そのうえ、奪い取りに行って引っ張りっこになっても
「やれやれ~、どっちが勝つかな?」と笑ってくれる[わーい(嬉しい顔)]
いつもは、小さくなって
「う~たん、貸してって言わなきゃダメでしょ?」と
無理やりう~たんを引き離して(たいていここで大泣きになる・・・)
私が謝り、怪訝な顔をされる・・・のがパターンです。

「あ~、こういうう~たんでも受け入れてもらえているんだなぁ」と感じました[かわいい]
自分から話しかけられない私に話しかけてくれて
本当に暖かい方たちばかりで安心しました。

同じ思いをしてきてくれているからこそ
つらい気持ちも、不安な気持ちも分かってもらえるし
私も「分かる、分かる。そ~なんだよねぇ」という気持ちでした。


個人指導の間、子どもたちはおもちゃで自由に遊び
お母さん方は話をしながら待っています。
そこで、いろんな方と話す機会があり、私は号泣でした。

う~たんが(その日1日)泣いてばかりだったことや
座っていられず順番が守れないことなど・・・
皆さん
「うちもはじめはそうだったよ~。2~3回で慣れてくるから」
「初めからちゃんとできる子だったら、こういうところには来ないよ~[わーい(嬉しい顔)]
たとえお世辞であっても
大丈夫って言われたかったんだと思います。

まだ本当の初めの1歩[足]を踏み出したばかり。
ゆっくりでも、焦らなくてもいい。
急がなくてもいいって、実感できた気がします。

まだ、本当に心の底から障碍があるということを
受け入れられたかは分かりませんが
それでもう~たんと一緒に頑張っていこうと思っています。
次回の療育も予約してきたので、今回よりはもう少し
う~たんも落ち着いてみんなと一緒に楽しめるといいなぁ。


昨日の記事にコメントをいただきありがとうございました。


ちょっとここから[右斜め下]悪い言い方をしちゃうような
ひどい表現もあるかと思います。
それは・・・と思われる方はスルーしてください。



絵カードですが。
実は発達相談のときに絵カードを紹介されました。
「う~たんは耳からの情報よりも
 視覚からの情報のほうが入りやすいかもしれません」と。
でも、私は絵カードは自閉症児が使う支援アイテムの1つと思っていて
自閉症児=発達障碍よりも重めなイメージ
発達障碍=努力で健常児に追いつく可能性がある
なんて勝手なイメージがありました。
(今考えると、何にも変わることがないはずなのに
  本当に勘違いもはなはだしいですよね)

今、少しずつ本やネットで情報を得ていくうちに
それはまったくの誤解であったこと、どちらも同じ発達障碍なことなど
いろいろと自分が間違った知識で覚えていたことを知りました。
私がそうであったのと同じように
ごく一般的な人たちもそういう印象があるんじゃないかな?思います。
そういう偏見や、ちょっと違う目で見られちゃうのが怖いから
私もカミングアウトできないんです。

なので、絵カードにはなんとなく踏み切れないままでいましたが
療育よりも少し前に、かなりパニックになったことがあり
「やっぱり絵カードが有効かもしれない」と思い立ち
ネットでダウンロードできるHPを見つけることができました。

まだこれからダウンロード・製作なのですが
やはり絵カードの良さに惹かれました。
これからやってみようと思います[ハートたち(複数ハート)]


本日もソネットポイントはお休みします。
また明日から再開いたしますので
よろしくお願いいたします。


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mire3030

昨日のブログに続き 今日のブログを読んで
花乃子さんが泣いた気持ちが よくわかりました。
ずっと前 何も分からず 大丈夫だとか頑張ってとか
コメントしてしまってごめんなさい。。。
そんな自分が恥ずかしいです。

療育 ママ友さんたちの言う通り だんだん慣れてくるんでしょうね。 花乃子さんも ママ友さんたちと
お話ができてよかったですね。
by mire3030 (2010-02-07 22:15) 

ぴーすけ君

話を聞いていると、友人の子を思い出します。
小さいとき 公園で皆と一緒には行動せず、
ひとりバケツに団子ムシを見つけて入れる毎日。
幼稚園でも、皆と一緒の行動ができず
朝礼でもひとり行動・・・。
小学校では、先生との相性がずっと悪く
興味がある子にしつこかったりして、イジメっ子と言われ
毎日、友人は辛い思いをしてました。
転機を迎えたのは、小学校6年生。
偏差値は高くはない学校ですが、家から近く
(電車に乗ると気になることがあると、下りてしまうため
2駅先の乗り換えなしの場所にある)通いやすい場所
にある私立中学校。学校側に息子さんの状態を説明
したら「大丈夫ですよ。それも個性です。勉強についていけるのなら、心配ありません。」
受験、決定。そして今は楽しんで学校に通ってます。

私の従姉の下の子も、年齢よりもかなり幼くこだわり派。ずっと療育にも通っていたようでした。
小学校ではいじめられ、先生とうまくいかず。
中学受験をし、今は楽しく通ってます。
幼い子でしたが、中学の後半で急に
同年齢のお子さんたちに追いつきはじめているように見え、みんなでビックリしています(。^ω^。)

長い目でママさんは優しい眼差しでおおらかに
個性だから、別にカミングアウトする必要はないと
思いますよ。理解ある人は、行動を見てピンとくるし
それでも友人として近くにいてくれる人って絶対にいると思います。
by ぴーすけ君 (2010-02-08 09:01) 

母ちゃん

皆さんとお話されたんですね~。確かに先輩ママの言葉は力強いですよ! しっかりお話して、うーたんにあった療育をしてあげたいですね(^^)
by 母ちゃん (2010-02-08 09:06) 

junbouママ

こんにちは。
同じような経験をした人でなくては
本当の辛さや不安って分からないものですね・・・。
花乃子さんの気持ちを分かってくださる先輩ママ
や療育の先生に出会えてよかったですね。
これからも色んな試練や困難があったときも
支えて、支えられて皆で少しずつ前に進んで行けたら
良いですね。
うーたんが伸び伸びと成長できますよう、陰ながら応援させてください。
by junbouママ (2010-02-08 12:41) 

ショコママ

つい他の子を見ちゃうんですよね。。。
なんでうちの子はって
私も息子がそんな感じのとこあるんで、
とっても恥ずかしくなることあるんですよ。
でも、前できなかったのに、今回はこんなことできた。とか、いいとこを発見
してあげるようにしたら、ずいぶん楽になりました。
午後からの活動でうーたんはのびのびできて、
嬉しかったでしょうね。
うーたんの成長とママの奮闘ぶり、これからも応援させてくださいね。


by ショコママ (2010-02-08 17:23) 

LONDON

こんにちは。うーたんちゃんの記事を読むたびに書くべきか、また書かないべきかを悩んだのですが、一つの違う見方になればと思ってご紹介させて頂きます。
「インディゴ・チルドレン」というのをご存知ですか?これはスピリチュアルな観点から、現代の社会では問題視されるような行動をとる子供たちのことを呼ぶ言い方です。
ネットでインディゴ・チルドレンと調べると色々と出てきます。また、発達障害児を教えている先生のブログにもこのことが書かれており、興味深いのでご紹介させて頂きますね。http://blog.goo.ne.jp/nijiirokyouiku5/e/f4d2fbe75be5128ad46169918296f204
by LONDON (2010-02-13 20:38) 

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