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「典子は、今」・・・ [ひとりごと]

http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=sci&aid=20080825-570-OYT1T00873


so-netでこのニュースを見たとき
「典子は、今」という映画が浮かびました。

この映画をご存知ですか?


私が小学生のとき、夏休みの公民館で
地区の小学生が集まって見ました。
(持ち回りで、町内の小学生は全員見たと思います)


妊娠中に服用したサリドマイド薬で、両腕に障害を負って産まれた
典子さんの誕生から就職までの成長記録を
ドキュメント風に描かれた映画です。

私の祖父も足に障害がありましたし
クラスにもダウン症の友達がいましたので
私にとって、ハンデのある方はそれほど遠い存在ではないと思っていましたが
ものすごい衝撃を受けました。
(典子さんはいとこのお姉さんにそっくりだったので、より強く感じたのかもしれません)


20年以上前に見た映画ですが、いまだに思い出すこともありました。
『バスの急停車で転んでしまった典子さんを周りの方々が起こしてくれる』
このシーンはものすごく印象的でした。
なぜか、ことあるごとに頭に浮かんだりしていました。

もう一度見たいな~と思っていたときに、スカパーで今月放送が!
録画して何度も見ました。


子供の頃は「大変だな~」とか「強いな~、すごいな~」くらいだったように思いますが
今改めて見直すと、本当に頭が下がる思いがします。


もし自分が典子さんだったら、自分の子供が典子さんだったら・・・。

どうしたでしょう・・・。

私が典子さんだったら、きっと母に恨み言を言っているだろう。
辛くあたってしまうかもしれない。
努力もせず、きっと弱い自分のままでいたと思います。


母の立場だったらどうしたでしょうか。

典子さんのお母様のようにはとてもできなかったと思います。
自分の手から離せないかもしれない。
自由を奪って、付きっきりになってしまうでしょう。

それは、その子の伸びる可能性・夢を奪うことになるとわかっていても。
強い母にはなれないかもしれません。


映画の中で、典子さんが
「私はおぎゃと生まれると同時に、母のところへ二つの不幸を持ってきました。
一つは私のような子どもが生まれたというショック。(中略)
私は母にすまないと思っています。」
というせりふがあります。

私だったら、とてもそんな風には思えないでしょう。
とても優しさあふれる典子さん、すごく素敵です。


「わたし、やってみる」のせりふ。
とても印象的なせりふです。
瞳がきらきらと輝いていました。

今、なかなか新しいこと・人の中に入っていけない自分がいます。
典子さんの勇気・強さ・優しさ・そして見守る母の勇気を
自分に恥じない人生が送れたらな・・・と思いました。





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Juju

ぜひ観て見たいと思いました。読んでるだけでも感動です(・_・、
by Juju (2008-08-27 22:03) 

花乃子

とても勇気をもらえる映画だと思います。今、典子さんは母となって講演活動などをなさっています。映画もDVDが発売されていますので、良かったらご覧になってください。
by 花乃子 (2008-08-30 17:42) 

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